このところのあけ/たて、2013年初の日記

ご無沙汰しております。

1月も下旬となり、やっと今年はじめての日記です。

 

まずはじめに。

昨年お世話になりました皆様、誠にありがとうございました。

今年は益々、愉しいことをたくさん企てて、多くの人と繋がってゆきたいと思っております。

どうぞ、今年も、もしくは今年から、よろしくお願い致します。

 

さて。

もうすでに2013年愉しくなりそうだなと思える出来事が起こっています。

ちゃんとご紹介できていませんでしたが、

ここで少し、このところのあけ/たての模様を書き記そうと思います。

 

          *

 

まずは13日(日)、劇団「赤いトマト」による人形劇の臨時公演が行われました。

福島在住のご夫婦がやっている「赤いトマト」。今回は「じっさまの言う通り」というお芝居でしたが、この話がなんともほのぼのとしていて、日本昔ばなしのような懐かしさのある愛らしい人形と、それを操るご夫婦の姿がとても快活で、観ていると自然と元気を貰えるようなお芝居でした。

またお芝居のあとの余興も盛りだくさん。「魔法の棒」がでてきたり、笛の演奏があったり、福島へと思いを馳せるような唄があったり。

集まったみなさまとも、すべてを共有して、とても温かい時間をすごすことができました。

ありがとうございました。^^*

在来種野菜のディナー。ベーグルはご近所の白楽ベーグルさんのもの。
在来種野菜のディナー。ベーグルはご近所の白楽ベーグルさんのもの。

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そして18日には「在来種野菜の会」の第2回を開催。

日本に昔からあるにも関わらず、現在では貴重になってしまった在来種野菜は限られた農家さんが丹精込めて作ってくれた日本の宝のようなものです。元々はわたしの姉が在来種野菜などに興味を持ち、取り寄せた野菜たち。姉から「そんな野菜を、ひとりでも多くのひとに食べてもらって、野菜本来のおいしさや有り難みを感じてほしい」という提案があり、企画しました。

色も実もどっしりと美しく、力強い野菜たちを今回はスープとすこし付け合わせにして頂きました。野菜そのものの旨味、甘みが強く、現代人として生きるわたしの舌をやさしく刺激してくれ、とても贅沢な気持ちがしました。こういった機会を与えてくれた姉にはほんとうに感謝。

また「食べもの」というのは、人を繋ぐのにとてもシンプルで強い力を持っているなと改めて実感しました。

参加者5名での愉しいディナーとなりました。
参加者5名での愉しいディナーとなりました。

現在取り寄せている野菜は2月まで配達が決まっているので、2月にもまた企画をしようと思っています。詳細は後日。ご興味のある方はぜひ、チェックしてくださいね。

 

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20日は12月から始まった月イチ開催の「ソラmaチッタ映画祭」第2回目でした。

この日は鎌仲ひとみ監督の「内部被ばくを生き抜く」。

3.11の原発事故以降、わたしたちと放射能の関係は急激に密接になり、

戸惑いの中で生きている人もたくさんいらっしゃいます。

一度、バラ撒かれてしまった放射能は、もう二度と同じ箱の中に収まってくれることはありません。そんな世界で、わたしたちがどのように生活と放射能と向き合ってゆくのか。

そういったことを現場に生きる人々や、専門家の声を交えながら考え伝う映画でした。

この「ソラmaチッタ映画祭」はドキュメンタリー映画を通して、そこに居る人々と共有・交流をし繋がる、ひとつのコミュニティ作りのきっかけを目的としています。

最後に任意で交流会を開いているのですが、そこではそれぞれが感じたことや思っていることをお茶を飲みながら話します。わたしはその場が映画の内容以上にとても大切だと思っていて、わたし自身は人前で話をしたり思いを伝えることが苦手ではあるのですが、それでもそこを通ってゆくことで、対等に誰かの言葉を聴くこともでき、また誰かの記憶として残ることはとても貴重だと思います。

来月は2月17日。「カンタ!ティモール」を上映予定ですが

こちらの映画はとても人気があり、もうすでに当初の予定分は満席になりました。

そのため、追加上映を同日の17時開場17時30分上映にて行います!まだ若干席に余裕がありますのでぜひお早めのご予約をお願い致します。

※ご予約・お問い合わせはソラmaチッタ映画祭HPよりお願い致します。

 

 

店主の作ったやきものです。巳年のための置物。
店主の作ったやきものです。巳年のための置物。

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最後に、11月より毎週水曜日に開催してきました「水曜やきものの会」。

早いもので来週の水曜が最終日となってしまいました。

毎週、やきものができるという中々レアな企画だったなあ、と思い返し

いろんな人の作る陶芸を見るのはとても面白かったです。

とくにわたしの知り合いなども来てくれたのですが、普段会話の中ではわからないその人の脳内や性格などが作品として目で見ることができたのはとてもうれしい体験でした。

またなにより今回、この企画を提案してくれ講師をしてくれた陶芸作家の名菜ちゃん(今村名菜子さん)と毎週水曜日16時〜19時の間、ゆるーくお客さんを待つその時間がなくなってしまうのはなんだか寂しいなあ、という気持ちです。

今までご参加頂いた方も、

気になっていたという方も、

来週が最後になってしまいますので、是非お時間を作ってお越し頂ければと思います。

 

尚、今村名菜子さんは3月には岐阜に引っ越しますが、当店での委託販売は続けてくれます。

いちファンとして、これから作られる作品が愉しみでしょうがありません。*^^*

 

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さて、そんなわけでこの1月にあったイペントなどを振り返りましたが、

こんな風に振り返るのが大変なほど、今年はイベントや展示などが入るようにしてゆきたいなあと思っています。

また、1月は今後の予定も新しく決まったことも多いので、そちらはまた改めて更新します。

 

 

どうぞ、今後ともあけ/たてをよろしくお願い致します。